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ホーム掛け軸の様式

掛け軸の様式を大きく分けると、文人表具と大和表具の2種になります。

■文人表具

文人表具は、中国から伝わった形式。

丸表装

天地に同じ裂地を用いて本紙の周囲を囲んだ様式

見切りの中縁を略し、風帯・一文字も略します。場合によっては、本紙を筋で囲むこともあります。

明朝仕立

表具の両端に細い縁をつけた様式。

この縁を明朝と言います。

見切表具

丸表具に一文字をつけたもの。

■大和表具

大和表具は、日本で考案された形式です。

1.真

一般的に仏仕立てと呼ばれている形式で、仏画・墨蹟などの仏教関係の表具に使われる形式です。

仏表具・仏仕立ともいわれます。

真の真

通常のよう表具では天地が一文字で中断されることなく、中回しのように囲んでいるので総縁といいます。

真の行

一文字を普通の表具にします。

真の草

一文字を省略します。

2.行

純日本式で、最も一般的な形式です。

a)行の真

一文字・中縁が本紙を廻って囲んでいるもの

b)行の行

「本表装」「三段表装」とも言います。

上品で華麗、最も使われる形式です。

書画によく合いますが、純日本の形式ですので、南画や文人画、中国詩文には不向きです。

c)行の草

行の行から一文字を外したもの

「二段仕立」ともいいます。「行の行では派手かも?」というときに用いられます。

和風・中国風問いません。

3.草

草の行

一文字あり

草の草

一文字無し

4.台表具

本紙の位置に地紙を配し、そこに短冊や色紙扇面を押したものです。

 

5.刳抜表具(くりぬきひょうぐ)

 

 

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